先進医療で保険を考える?
たいがいの病気やケガによる治療費や入院費は、高額療養費制度によって一定額以内に負担が抑えられます。日本の公的保険制度で、医療保険は必要ないと考えることもできます。
しかし、健康保険が適用されない、先進医療を受けるとなると、全額保険適用外になりますので、自己負担額がとても大きくなります。
先進医療を受ける必要に直面する確率は極めて低いですが、白内障手術の一部やがん治療で一般的になっている、重粒子治療も先進医療と指定されていることもあります。
がんの重粒子治療は数百万円の治療費が必要となってしまいます。
「先進医療は自分に関係ない」と思って先進医療の保障を省いて、全額自己負担とならないほうが安心といえるでしょう。